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【2021年キッズ脳育運動教室受講者の皆様へ】 前坂講師への質問回答について

2022.03.19

2021年11月~2022年2月末までの全7回講座を受講して下さり、ありがとうございました。

また、アンケートのご協力もありがとうござます。皆様からの貴重なご意見を頂き、今後のキッズ脳育運動をより良くする為、ご参考にしたいと思います。

アンケート内容にありました、前坂講師への質問について下記の通り掲載致します。ぜひ、これからの参考にして頂けたら幸いです。

 

<頂いたご質問➀>

今回の講座に参加せて頂き、自分の子がバランス感覚やどうしたら出来るか。という考える力や俊敏さ、身体全体を使った動きが全く出来ておらず、あまりにも色んなことが出来ていなかったので、どうしたらいいのか悩んでいます。

<前坂講師の回答>

ご質問ありがとうございます。具体的には、キッズ脳育運動教室で行っていたことを継続することをお勧めします。

➀「赤ちゃん運動」を基本にして継続して行うこと。

②2F剣道場で行っていた不安定な場所で、「渡る」「くぐる」(他にも必要な運動はあります)などを行える環境で遊ばせること。その他、幼児期に身につけたい36の基本動作を参考にして頂ければ幸いです。

https://www.mizuno.jp/facility/36basicaction/(こちらのURLからご覧ください。)

今回のキッズ脳育運動教室の目的は2つありました。

1つ目は、とても便利な生活環境で子ども達が育っているため、人間として必要な運動が未経験、不足していることから「運動機能(運動発達)の遅れ」を再教育することです。つまり、脳に必要な運動経験値を蓄積させることです。

人間として最低限の必要な運動は「赤ちゃん運動」であり、本来ならば出産後に1年2か月をかけてじっくりと行い、経験値を蓄積させなければならない運動です。

次に応用として、剣道場で行っていた、「渡る」「くぐる」という運動をプラスして運動経験を積む内容でした。

2つ目は、保護者の方が自分の子どもがどれだけ、運動発達している実際に見てもらうことです。1日1時間、運動教室やスポーツ教室に通っても、残りの23時間の生活時間を有効活用しなければなりません。

どんな運動をすればよいのかを、直接見てもらい、説明も2回させていただきました。現時点で、運動ができていないことに気付けたことは素晴らしいことです。このまま、子ども達の状況を知らないで成長すると運動能力低下だけでなく、健康被害やスポーツ傷害を起こす危険性が高くなります。今からでも、子ども達に必要な運動を促してください。

 

<頂いたご質問②>

走る・跳ぶ・くぐる・登る・バランスをとる。子どもそれぞれ得意な動作と苦手な動作があると思います。やはり、苦手な動作を伸ばすことは大事でしょうか。

<前坂講師の回答>

ご質問ありがとうございます。

成長に伴い、苦手な動作は出てくると考えられます。

苦手な動作を少なくする為には、得意な動作も苦手な動作もいろいろな動作を経験することによって経験値を蓄積することが、苦手な動作を少なくするコツだと考えます。

小学校低学年くらいまでは、苦手な動作を克服するという考えより、様々な運動をすることが重要です。

 

<頂いたご質問③>

今後も引き続き自宅などで出来る運動があれば教えて下さい。

<前坂講師の回答>

ご質問ありがとうございます。

できるだけ、外遊びがよいと考えます。

河原や海の砂地で遊ぶなど、保護者が同伴して自然に親しむことがよいです。

子ども達は、自分に必要な運動の欲求を持っています。

このキッズ脳育運動教室も基本的なメニューはありますが、教室が始まる前に遊んでいる子ども達を見て、内容をその場で変更することは多くありました。子ども達が、どんな運動を欲しているかを観察するのも一つの手段です。

 

<頂いたご質問④>

また、こういう運動教室があるのか。

<前坂講師の回答>

ご意見ありがとうございます。私も機会があれば行いたいです。

(滑川市体育協会より)

令和4年度も開催を予定しております。また、チラシ等でご案内致します。

たくさんのご参加お待ちしております。

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